スペインの前半は悪くなかった。27分にディエゴコスタが微妙な接触で獲得したPKをシャビアロンソが決めて先制。しかし、前半終了間際に長いクロスで最終ラインを破られ、ファンペルシーのダイビングヘッドで同点にされた。後半8分の勝ち越し点は、ロングボールを空中で鮮やかにトラップしたロッベンに決められた。20分にはゴール前に上がったFKでGKカシリャスがファンペルシーに倒されたが、主審の笛は鳴らず、デフライに押し込まれた。27分にカシリャスの不用意なミスでファンペルシーに2ゴール目を献上し、35分には、スナイダーが自陣から出した縦パスに素早く反応したロッベンにとどめを刺された。
南アでは7試合でわずか2失点のカシリャスは「ファンに謝りたい。批判は甘んじて受け入れる」と、最悪の結果の責任を主将として背負い込んだ。デルボスケ監督は「個人を責めることはできない」とかばい、「4年前も同じ経験(初戦敗退)をしている」と平静を装った。