セレモニーは、ジョージが住む村近くのビーチで行いました。ジョージが、伝統的な衣装に着替え、私も娘もバヌアツのアイランドドレスに身を包みました。ジョージから「バヌアツへようこそ、これからは私たちの仲間だ」という歓迎の言葉をいただいた後、娘にカスタムネームが言い渡されました。お祝いの品として、ソコマル夫人が作ってくれたアイランドドレス、家族3人分の生地、葉っぱで編んだきれいなマット、ヤム芋、カバの木、生きた鶏が贈られました。娘に新しいアイランドドレスを着させ、私たちは布を肩にかけます。頂いた品の周りを3周し、最後の1周は、一つ一つに触れながら歩きます。これで、メーンの儀式は終了。
儀式、お礼、「カバ」
続いて、私たちからのお礼です。ジョージに、自宅から用意したマットと生きた豚を渡しました。豚はここでは富の象徴。生きた豚は、最上級の贈り物です。この豚、主人が知り合いのバヌアツ人から買いました。会場へ向かう道中、私たちは豚さんと一緒の車。車内のにおいはなかなかのものでした(笑)。そんな私たちの贈り物の周りもジョージが同じように3周し、最後は手を触れていきます。