都議会でのやじ問題で、塩村文夏(しおむら・あやか)都議(左)に謝罪する鈴木章浩(あきひろ)議員=2014年6月23日、東京都新宿区の都議会議事堂(大里直也撮影)【拡大】
テレビ・新聞全てが批判
今回の件は議員の品性の問題ではない。議会という場所でそうした「ヘイトスピーチ」が平然と行われたのに、議会に自浄能力がなかったということが問題だ。一般の居酒屋談義でも糾弾されるようなレベルの発言が、議会という選良合議の場で女性への公然の「憎悪表現」として発せられた。健全な社会の阻害要因として、こうした現実を変革していくことが求められている。ましてや東京は2020年五輪を開催しようとしているのだから、徹底的な事実解明を行い、その範を世界に示さなければならない。(同志社大学社会学部教授 渡辺武達(わたなべ・たけさと)/SANKEI EXPRESS)