教員の男女比は6対4だったが、女性校長の割合は6.0%(平均49.4%)で最低。一方で、50代の校長の割合は80.4%で平均の47.5%を大きく上回り、参加国中で最高だった。
≪「謙虚で控えめな国民性の表れ」≫
校内研修に熱心で、能力はあるのに自信がない-。OECDが公表した国際教員指導環境調査で、こんな日本の教員像が浮かび上がった。学級運営について各国の教員のほぼ8~9割が自信を持っているのに、日本で明確な自信を示したのは約5割にとどまったのだ。文部科学省では「自信がないというより、謙虚で自己評価が控えめな国民性の表れ」と受け止めている。
調査によると、日本と各国の教員の違いは、とくに意識の面で大きいようだ。
学級運営や教科指導への自己効力感(自信)について聞いたところ、「生徒を教室の決まりに従わせる」との設問に、「非常によくできている」「かなりできている」と答えた割合は、各国平均89.4%に対し日本は48.8%。また、「生徒に勉強ができると自信をもたせる」ことが「よくできる」と答えた割合は、各国平均の85.8%に対し日本はわずか17.6%だった。