警察幹部のファビオ・バラック氏が地元メディアに明らかにしたところでは、ダフ屋組織は今大会ですでに1試合当たり約1000枚を販売し45万5000ドル(約5000万円)を荒稼ぎしていた。さらに決勝戦のチケットには1枚1万6000ドル(約160万円)の値が付いていたという。
過去96億円荒稼ぎか
W杯の全チケット300万枚のうちマッチ社への割り当ては44万5500枚。FIFAに返却する決まりになっている売れ残りのチケットなどがダフ屋組織に横流しされたとみられる。
地元メディアは、この組織が過去のW杯でも1大会当たり最大9500万ドルを売り上げていたと報じた。チケットの入手は「容易だった」としており、マッチ社が以前から組織的に関与していた疑いがある。
今大会直前には、カタールの招致活動でFIFA理事に総額100万ドルの賄賂が渡っていたと報じられ、倫理委員会が調査を進めている。今回のスキャンダルは、来年のFIFA会長選に出馬し5期目を目指すブラッター会長にとって、“致命傷”となる可能性も出てきた。(SANKEI EXPRESS)