コバカバは2006年の開店当時から朝食も出している朝ビジネスの先駆者。内堀さんは「明らかに朝やっているお店が増えた」という。今回は店舗、宿泊施設、活動57件を紹介。材木座のHOA CAFEや御成商店街のコーヒースタンドTHE GOOD GOODIESも開店したのは昨年だ。地元の人たちに定着し、それがまた魅力となって観光で来た人も訪れる。「鎌倉の良さは居心地のいい時間の流れがあること」と内堀さんは説明する。
「お天道さまが出たら起き夜は眠る。渋谷から本社を移したIT企業の人に、夜は休むもんでしょと言うとカルチャーショックを受ける。最近はお試しでお日さまが昇っているときだけ働いてみようという人もいる」
あまり親密ではなかった「地域の濃いカルチャー」とIT企業との間にも、朝をキーワードにつながりが生まれてきそうだ。鎌倉はやはり古そうで新しい。 (文:編集委員 宮田一雄/撮影:写真報道局 渡辺照明/SANKEI EXPRESS)