【青信号で今週も】
拙書『炭水化物の新常識』(永岡書店)では、「エネルギーフロー」について触れました。エネルギーフローはもともと工業など産業で使われている言葉です。工場は、重油や電力の供給を受けて、さまざまな活動をして製品を生み出します。工場に「注がれた」エネルギーが、水のように隅々まで「流れていき」、製品を作り出す活動を行います。このようにエネルギーが流れるさまを「エネルギーフロー」と呼びます。
人間が食事という形でエネルギーを体に供給し、多種多様な臓器でそれを利用していくさまはまさに工場のようです。私は、この流れを「体内エネルギーフロー」と呼んでも良いのではないかと思いました。生きていくのに必須のエネルギーの消費である基礎代謝と、運動などで消費される生活活動代謝。食事制限だけでなく、この2つを上げることが体内エネルギーフローを潤滑にします。