サイトマップ RSS

民間に大量の個人情報 ベネッセ事件の本質 渡辺武達 (2/4ページ)

2014.7.23 10:35

データが持ち出されたとみられる、関連会社が入るビル(左)とベネッセコーポレーション東京本部(右奥の高層ビル)=2014年7月14日、東京都多摩市(小野淳一撮影)

データが持ち出されたとみられる、関連会社が入るビル(左)とベネッセコーポレーション東京本部(右奥の高層ビル)=2014年7月14日、東京都多摩市(小野淳一撮影)【拡大】

  • 通信教育大手「ベネッセコーポレーション」の顧客情報流出=2014年7月14日現在
  • 通信教育大手「ベネッセコーポレーション」の顧客情報持ち出しの流れ=2014年7月13日現在

 受験に始まり「使い回し」

 警視庁に逮捕された松崎正臣容疑者(39)は情報処理技術の専門家だそうだが、報道によれば、犯行理由が家庭内事情や個人の遊興費として100万円単位の借金があり、その穴埋めのために、2000万件を超える子供らの顧客情報を個人のスマートフォンに内蔵されているSDカードにダウンロードして持ち出し名簿業者に売却。業者から名簿を購入したが日本語ワープロソフト「一太郎」で有名なIT企業のジャストシステムなどがダイレクトメール送付に利用したという。

 容疑者が情報を盗んで売却し、それを必要とする企業が購入して利用したという単純な構図にみえるが、問題はこれほどけ大量の情報がいとも簡単に拡散する情報化社会の現実にある。その前段階として、これほど大量の個人情報が、いち民間企業に保有されていたという現実がさらに恐ろしい。

 なぜベネッセにそれが可能だったのかを明らかにすることが必要なのだ。筆者の教え子の元ゼミ生には中学、高校の教員がたくさんいる。彼らによれば、今の学校の現場では、入試関連の資料作りにベネッセのような大手全国模試実施業者との協力が必要だという。

民主社会の進歩踏まえよ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ