「東日本大震災チャリティーオークション」にレディ・ガガ(左)が出品したガガ仕様のハローキティ。金髪にラインストーンや貝殻をあしらったスーツを着ている=2013年12月1日(提供写真)。(C)1976,2014_SANRIO_co.,LTD.【拡大】
実はこうして商品になるもっと前に「実験的なファッションをキティに試みてきた場がある」と山口さん。それが、一時期発行されていた雑誌「キティグッズコレクション」の表紙デザインだ。
98年、サイン会に来たルーズソックス姿の女子高生たちが山口さんに「キティちゃんが蜂になったらかわいいよ」と言った。「最初は彼女たちが何を言ってるのかわからなかったのですが(笑)、キティグッズコレクションの表紙に。そしたら大反響でした」。この“コスプレ”が後の「ご当地キティ」の原型に。また2001年にはキティちゃんにエクステ(つけ髪)を。「アメリカのセレブ、ヒルトン姉妹(パリス&ニッキー)に教えてもらったの」。これも数年後、ファッションアイテムの定番になった。
「次は何を着せますか?」。インタビューの最後、山口さんに聞いた。すると「それは世の中の流れがどうなるかですよ。みんながキティに何をしてほしいと思うのか。サイン会でファンとコミュニケーションした結果を、実現していきたいですね」と言った。(津川綾子/SANKEI EXPRESS)