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攻撃性ない色彩 穏やかな創作環境守る 障害者施設で制作 「楽園としての芸術」展 (4/5ページ)

2014.8.4 12:05

濱田幹雄「無題」(2009年、提供写真)。(C)Shobu_Gakuen

濱田幹雄「無題」(2009年、提供写真)。(C)Shobu_Gakuen【拡大】

  • 野間口桂介「無題」(2005年、提供写真)。(C)Shobu_Gakuen
  • 冬木陽「あか」(2012年、提供写真)。(C)Atelier_Element_Present
  • 倉俣晴子「マンション」(2007年、提供写真)。(C)Atelier_Element_Present
  • 中野圭「花火」(2007年、提供写真)。(C)Atelier_Element_Present
  • 展示風景=2014年7月25日(原圭介撮影)

 消費文化断つ

 2010年にパリで開かれた「アール・ブリュット・ジャポネ」の成功などをきっかけに、日本でも障害者アートの環境を整えようという動きが出てきた。

 文化庁と厚労省が共同開催してきた「障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会」は昨年8月、展示機会の拡大や、障害者・福祉施設・美術関係者のネットワーク構築、著作権保護を柱にした中間とりまとめをした。これに基づき今年度は、展示公開の拡大につながる活動を支援する事業などを行っている。障害者アートを取り巻く環境は、市場化に向けて突き進んでいるようにも見える。

 しかし、両施設の関係者は、大事にしてくれることを条件に作品の一部を買ってもらうことは認めるが、創作活動そのものが生業になることについては否定的だ。

 しょうぶ学園統括施設長の福森伸さん(54)は、「価格がつくことは価値が決まることとイコールだが、本人たちは、売るというテーマを持っていない。自分たちが教え込めば、理解する人も出てくるかもしれないが、彼らのピュアさが失われる可能性がある」と話す。福森さんが重視するのは、できるだけ多くの人に見てもらい、作品を通して作り手を、一人の人間として「理解、尊敬してもらう」ことだ。

ガイド:「楽園としての芸術」展

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