このバンドで勝負する
新作のリリースにあたって話を聞いたとき、村松は「5年ほどこのバンドでやってきて、これからバンドがどんな規模で活動したいかを自問自答した。やはり現状に満足することなく、さらに大きなところへ踏み出していきたいと感じるようになった」と語る。そして、自らの存在意識については「確かに他のメンバーの過去の経歴で語られることもあったが、自分がしっかりと意識を持って、このバンドがパーマネントなものであり、どのバンドとも比較できないようにするには、自分こそがしっかりとしないといけないと考えた」と話した。
作品の音としての特徴は、持ち味であるデジタルなサウンドエフェクトとロックのグルーブ感、バンドの爆発力と一体感を感じるという意味では最初の作品から一貫しているのだが、例えばステージ上でメンバー一人一人が、このバンドで勝負をするんだ、という決意のようなものを、前作を引っさげたツアーでのステージを見てから感じている。とりわけ村松のボーカルで伝わってくる「われ、ここにあり」という存在感は、鬼気迫る、圧倒的なものを感じる。