≪北陸電、志賀原発2号機の安全審査申請≫
北陸電力は8月12日、志賀原発2号機(石川県)の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請した。新規制基準に基づく審査申請は計13原発20基目となり、北陸電の申請で、原発を持つ電力会社10社がすべて申請したことになる。
志賀原発は東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型軽水炉(BWR)。1号機(54万キロワット)と2号機(135.8万キロワット)の2基あるが、営業運転開始が2006年と新しく、出力が大きい2号機を優先させた。
基準地震動(想定される最大の揺れ)は、近傍の活断層である「福浦断層」などを考慮し当初の600ガルから1000ガルに変更。基準津波(想定される津波の高さ)も5メートルから7.1メートルに引き上げた。