沖縄知事選結果が左右も
辺野古移設は11月16日投開票の沖縄県知事選の結果が影響しかねない。
知事選は昨年(2013年)12月に政府の埋め立て申請を承認した現職の仲井真氏と、移設に反対している翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長(63)との事実上の一騎打ちとなる。
翁長氏が埋め立て承認を撤回することは法的根拠に乏しく困難だが、支持する勢力は移設に反対する候補者の勝利というインパクトを盾に移設中止を政府に迫る構えだ。仮に翁長氏が勝利すれば、辺野古で移設反対派の妨害活動が勢いづく恐れもあり、政府にとって仲井真氏の勝利が不可欠となる。
≪緊迫の海 海保、反対派寄せ付けず≫
辺野古沖は8月14日早朝から緊迫した。2004~05年のボーリング調査は辺野古移設反対派の妨害で頓挫したが、海上保安庁は今回、一糸乱れぬ包囲網を敷き、反対派を寄せ付けなかった。
空が白み始めた午前6時前、辺野古の沖合約1キロに海保の巡視船6隻の船影がくっきりと浮かび上がった。普天間飛行場の代替施設を建設する米軍キャンプ・シュワブの沿岸部全体ににらみを利かせる陣形で、100メートルほどの間隔を置き、停泊していた。