「女性の活躍推進は女性だけの問題ではなく男性の問題でもある」というのが森氏の持論だ。男性で発信力のある長谷川氏らが「行動宣言」を示せば賛同の輪が広がるはずだと考えた。
その後、他の男性経営者からも参加も申し出があり、3人がメンバーに加わった。
6月27日に公表された行動宣言には、「男性中堅リーダーの意識改革」「男女の働き方の変革」「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーのネットワーク」など、男性の当事者意識がうかがえる文言がちりばめられた。
厳しい子育てとの両立
霞が関には「国会対応」という大きな壁がある。これまでは、翌日の国会審議を前にした国会議員の事前の質問通告は、夜遅いのが当たり前。答弁作成を担当する官僚は女性といえども徹夜を強いられ、子育てとの両立はかなり厳しいとの悲鳴が上がっていた。
女性官僚の負担軽減に一役買ったのは、小渕(おぶち)優子元少子化担当相(40)だ。