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過酷な環境に身を置いて自分を暴く アルピニスト デビッド・ラマさんインタビュー (1/3ページ)

2014.8.22 15:30

「ロッククライミングに必要なのはルートを見通す力。マッチョな体である必要はありません」と語る、アルピニストのデビッド・ラマさん=2014年8月11日、東京都文京区(寺河内美奈撮影)

「ロッククライミングに必要なのはルートを見通す力。マッチョな体である必要はありません」と語る、アルピニストのデビッド・ラマさん=2014年8月11日、東京都文京区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】ドキュメンタリー映画「クライマー_パタゴニアの彼方へ」(トーマス・ディルンホーファー監督)。8月30日公開(アンプラグド提供)。(C)2013_Red_Bull_Media_House_GmbH
  • アルゼンチンとチリの両国に跨がるパタゴニア地方

 □ドキュメンタリー映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」

 エベレストの無酸素初登頂に成功したオーストリアのペーター・ハーベラー(72)によって山登りの高い能力を見いだされたのは、デビッド・ラマ(24)がわずか5歳のとき。その後、競技クライマーとして数々のタイトルを手中に収め、天才の名をほしいままにした。競技クライマーを卒業した現在は、最も注目すべき若きアルピニストとして世界にその名を知られている。

 そんなラマが2009~12年、南米パタゴニアにある難攻不落の山「セロトーレ」(標高3102メートル)に得意のフリークライミングで3度挑み、ついに登頂を成し遂げた。彼の苦闘をカメラに収めたのがドキュメンタリー映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」(トーマス・ディルンホーファー監督)だ。プロモーションで来日したラマは「撮影期間は自分の人生にとって一番重要な時期にあたり、その過程で僕は精神的に成長もできました。そんな姿が映像に収められているなんてわくわくしますよ」と力を込めた。

何もない凍り付いた頂

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