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【花千代のビューティフル・フラワーズ】和花であらわす秋の気分 (1/4ページ)

2014.8.29 17:25

ケイトウを使った秋のアレンジ。和花であらわす秋の気分(Finish!、花千代さん提供)

ケイトウを使った秋のアレンジ。和花であらわす秋の気分(Finish!、花千代さん提供)【拡大】

  • (手順1)オアシスをセットした花器にフウセントウワタを挿し、アレンジの骨格を作る。その際、左右や高さを充分に出す(花千代さん提供)
  • (手順2)骨格の内側を埋めるように、実物のノバラと唐辛子を挿し、ボリュームを出していく(花千代さん提供)
  • (手順3)メインの花であるケイトウを5輪固まりにして中央に挿し、その後ろにリンドウをバランスよく挿す(花千代さん提供)
  • (手順4)仕上げに紅葉色のファーガスの葉を全体に散らして秋の表情を足していく(花千代さん提供)
  • 展覧会「アートアクアリウム2014」の模様=201年、東京都中央区・日本橋三井ホール(花千代さん撮影)
  • 【写真劇場】フラワーアーティスト、花千代(はなちよ)さん=2010年(本人提供)

 8月もいよいよ後半にさしかかり、朝の起き抜けの空気や、さらりと吹く夜の風に、だんだん秋の気配が感じられるようになってきました。

 秋といえば実物や果物、野菜など生り物(なりもの)が楽しみな季節。今回はお部屋の中でも秋の彩りを実感する、実物をポイントにしたアレンジを楽しみたいと思います。

 個性的な草花をミックス

 このアレンジでは、質感や姿が個性的な草花を大胆にミックスしていきます。ふんわりとした見た目で愛嬌(あいきょう)のあるフウセントウワタや、流れるような枝ぶりに情緒が漂う実物のノバラに、色・姿ともクールな印象の黒唐辛子など。それに、凛とした青が印象的な秋の和花のリンドウや、カナダ産の紅葉をさらに赤く染めて加工した「ファーガス」を使います。

 そしてメインの花には、まるでベルベットのように艶やかで温かみのあるケイトウを選びました。

 漢字で「鶏頭」と表すように、ニワトリの鶏冠(とさか)にもそっくりですね。英語でも、「plumed cockscomb」(羽毛のある鶏のとさか)という意味だといいます。洋の東西を越え、花のイメージに普遍性があるというのは、何とも面白いと思いませんか?

懲りずてまたも 蒔かむとぞ思ふ

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