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「母はあなたが誇り」息子の願いつなぐ 東日本大震災3年 各地で追悼行事 (1/3ページ)

2014.3.12 05:02

岩手県下閉伊郡山田町で祈りや願いを書いた竹灯籠に火をともす男の子。495個の竹灯籠で「3・11_山田」の文字が作られた=2014年3月11日午後(大橋純人撮影)

岩手県下閉伊郡山田町で祈りや願いを書いた竹灯籠に火をともす男の子。495個の竹灯籠で「3・11_山田」の文字が作られた=2014年3月11日午後(大橋純人撮影)【拡大】

  • 宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 岩手代表・浅沼ミキ子さん

 東日本大震災は3月11日、発生から3年を迎えた。1万8000人を超す死者・行方不明者に、関連死約3000人を合わせた犠牲者は2万人を超えた。東京都千代田区の国立劇場では政府主催の三周年追悼式が天皇、皇后両陛下をお迎えして開催された。震災発生の午後2時46分に黙祷(もくとう)が行われ、犠牲者の冥福を祈るとともに復興への努力を誓った。被災各地でも追悼行事が催され、列島が鎮魂の祈りに包まれた。

 未来へ語り継ぐ

 「あなたが大好きだったこの街を安心して暮らしていける街になるように、復興へと歩んでいきますから、ずっと一緒に見守っていてください。母は、あなたを誇りに思います」

 岩手県遺族代表として政府主催の追悼式に参列した陸前高田市の団体職員、浅沼ミキ子さん(50)。消防団員として最後まで避難誘導を行い、命を落とした長男の健(たける)さん=当時(25)=をねぎらうと、涙で言葉を詰まらせた。

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