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「母はあなたが誇り」息子の願いつなぐ 東日本大震災3年 各地で追悼行事 (3/3ページ)

2014.3.12 05:02

岩手県下閉伊郡山田町で祈りや願いを書いた竹灯籠に火をともす男の子。495個の竹灯籠で「3・11_山田」の文字が作られた=2014年3月11日午後(大橋純人撮影)

岩手県下閉伊郡山田町で祈りや願いを書いた竹灯籠に火をともす男の子。495個の竹灯籠で「3・11_山田」の文字が作られた=2014年3月11日午後(大橋純人撮影)【拡大】

  • 宮城県本吉郡南三陸町の防災対策庁舎前の祭壇で手を合わせる家族連れ。知人の冥福を祈った=2014年3月11日午後(早坂洋祐撮影)
  • 主な被災地・施設=2011年3月11日当時

 避難路に沿って

 息子を残し、「自分だけ高台に行ったようになってしまった」。自分を責めた。3カ月後に夢をみた。健さんが、高台に続く4本の避難路に沿って、「逃げる人が迷うことのないよう、ハナミズキの木を植えてほしい」と訴える夢だった。

 《町の人たちがもう二度と津波でかなしむことがないように、ぼくは木になったり、花になってみんなをまもっていきたいんだ》

 健さんの夢をもとに浅沼さんがノートに記した文章だ。それが元編集者の目にとまり、詩となり、絵本となった。

 浅沼さんは夢を現実にしようと、被災者7人で「ハナミズキのみちの会」を立ち上げ、避難路の早期整備を求める活動を開始。絵本やインターネットを通じて賛同の輪が広がり、すでに5000人の署名が集まった。

 「私たちのもとに生まれてきてくれたこと、ありがとう」

 ハナミズキの花言葉は「私の思いを受けてください」。優しかった息子の思いは母へ、そして未来へとつながっていく。(SANKEI EXPRESS


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