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【取材最前線】何かいい知恵はないか (2/2ページ)

2014.9.1 13:30

栃木県塩谷郡塩谷町

栃木県塩谷郡塩谷町【拡大】

 塩谷町の見形和久町長は当初、処分場受け入れ反対を表明しながらも環境省調査に関する協議は応じる姿勢を示していた。だが、(8月)25日に現地視察した井上信治環境副大臣との会談では、調査に関する住民説明会協力を拒否する姿勢に転じた。見形町長は「数人しか来なくても住民の了承を得たとして進められかねない」と警戒感を強める。

 受け入れる側の不利益は、予想される農作物、観光への風評被害のほか、どういう形で出るか分からないし、対策や補償を含め国は自治体、住民に丁寧に説明しなければならない。それを拒否する相手でも、誠実な態度で接しないと、事態はさらにこじれていく。どの地域も歓迎しない施設である。ボタンのかけ違いでも慎重に進めても「プロセスに問題がある」と批判されるのかもしれない。

 ただ、8000ベクレルを超える指定廃棄物は仮置き場での保管が続き、それはそれでより危険であり、最終処分場建設は急ぐべき課題。解決にはまだまだ時間がかかりそうだが、何かいい知恵はないか。(宇都宮支局 水野拓昌/SANKEI EXPRESS

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