成田-羽田が直結
五輪をにらみ、都心には鉄道新線の構想が続々と浮上している。ただ、巨額の費用を要するため、実現には国や都の出資は必須とみられている。
JR東日本は東京、新宿、新木場の各駅方面と羽田空港を結ぶ構想を発表。新木場のルートは沿線に五輪会場があり、暫定駅を設け五輪開催前の開業を検討している。
成田空港から京成が乗り入れる押上駅と、羽田から京浜急行が乗り入れる泉岳寺駅の約11キロをつなぐ「都心直結線」は国土交通省が計画。実現すれば成田、羽田両空港が直結することになる。地下にカーブの少ないルートを選び建設、時速160キロ超の運転を目指す。
羽田空港と浜松町との間を結ぶ東京モノレールは、路線をJR東京駅まで延伸することを検討している。
≪全国自治体、合宿誘致に熱 福島「Jヴィレッジ使って使って≫
世界的な祭典の活気を地元に呼び込めるか-。東京五輪・パラリンピックに向け、全国の自治体が海外チームの事前合宿誘致に動き出している。