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【男子テニス】「絶対いける」錦織あと一つ/世界1位撃破 日本人初、四大大会決勝 (2/4ページ)

2014.9.8 00:00

全米オープン男子シングルスで、難敵、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出を決め、跳び上がって喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)=2014年9月6日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)

全米オープン男子シングルスで、難敵、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破って決勝進出を決め、跳び上がって喜ぶ錦織圭(にしこり・けい)=2014年9月6日、米ニューヨーク(ゲッティ=共同)【拡大】

  • 松江市内のホテルで開かれたパブリックビューイングで、錦織圭(にしこり・けい)が勝利を決めた瞬間、歓喜に沸き返る市民ら=2014年9月7日午前4時20分(新里公章撮影)
  • 【男子テニス】錦織圭(にしこり・けい)の四大大会男子シングルス全成績=2014年9月7日、※「-」は欠場
  • 島根県松江市
  • 米ニューヨーク

 乱れ誘い一気に

 コート上の温度が35度の暑さの中での消耗戦。相手は様子を見て守って勝てるような選手ではない。錦織は大事な場面になるとギアを上げてベースラインの内側に入り、積極的に仕掛けた。第1セットの第7ゲームでは2本のリターンエースでブレーク。このセットを奪い、四大大会シングルス7度優勝の相手に重圧をかけた。「キュ、キュ」と靴底がコートに擦れる音と鋭い打球音。動きの速さ、反応の鋭さで負けなかった。

 第2セットはあっさり奪われたが、途中からこのセットは“捨てセット”と見切りをつけ、体力を温存しながら、第3セットを自分のサービスゲームから始まるように仕向けたのが、後々モノを言った。

 1時間を超えた第3セット。鋭い返球で威圧したタイブレークで、ジョコビッチの乱れを誘って一気に4連続得点した。「あれぐらいの選手でもミスをする。誰でもナーバスになるんだ」。フォアが振れない相手に畳み掛けて勝負どころを制すと、第4セットも第1ゲームをブレークして勢いで一気に押し切った。

「自信ついてきた」

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