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米軍のイラク空爆1カ月、長期化の様相も 言葉と裏腹 「イスラム国一掃」膠着 (1/5ページ)

2014.9.8 09:50

過激派「イスラム国」への対応などを協議したNATO(北大西洋条約機構)首脳会議から帰国したバラク・オバマ米大統領=2014年8月5日(AP)

過激派「イスラム国」への対応などを協議したNATO(北大西洋条約機構)首脳会議から帰国したバラク・オバマ米大統領=2014年8月5日(AP)【拡大】

  • イラク・クルド人自治区アルビル

 米軍が過激派「イスラム国」に対してイラクで空爆を開始してから8日で1カ月。オバマ政権は、凶悪行為を重ねる過激派の一掃を目指すが、不可欠とされるシリア側拠点への空爆拡大は容易でない。空爆作戦の出口は見えず、長期化の様相も呈している。

 散発的で限定的

 「地獄の門まで追い詰める」

 ジョー・バイデン米副大統領(71)は3日の演説で、米国人記者2人を殺害したイスラム国に「裁き」を受けさせる決意を表明した。ただ、言葉の力強さとは裏腹に、展開中の空爆は散発的、限定的だ。

 8月8日、ペルシャ湾の空母「ジョージ・ブッシュ」を飛び立ったFA18戦闘攻撃機2機がイラクのアルビル付近でイスラム国を攻撃。米中央軍によると、これまでに有人機、無人機による空爆を130回以上実施し、過激派の検問所や迫撃砲陣地、武装車両などを破壊した。

地上戦の覚悟必要

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