サイトマップ RSS

【軍事情勢】目が離せない中国国家主席 まだまだ伸びる“ピノッキオ鼻” (5/5ページ)

2014.9.14 09:12

 ところで、戦艦ミズーリに赴く前、重光は歌を詠んだ。

 「願くは 御國の末の 栄え行き 吾名さげすむ 人の多きを」

 降伏文書の署名役という屈辱を一身に背負った重光は、やがて祖国が再び栄え、署名した自分を軽蔑する国民が増えるよう願いを込めたのだ。

 祖国復興は成り、重光の悲願は達成された。ただし、重光が外交官人生を賭した、中国への不干渉など「亜細亜の国々」相互による主権尊重関係の樹立、即ち《対支新政策》→《大東亜新政策》は未完のまま。日本はじめアジア各国に対し、中国が内政干渉や主権侵害をやめない限り、完結はしない。

 泉下の重光は、中国再建支援まで視野に入れた自らの政策を、いかに総括しているのだろう…。(政治部専門委員 野口裕之)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ