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訂正・謝罪をしない共通の体質 渡辺武達 (3/4ページ)

2014.9.17 11:35

記者会見の冒頭に頭を下げ謝罪する朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長(左から2人目)ら=2014年9月11日、東京都中央区(川口良介撮影)

記者会見の冒頭に頭を下げ謝罪する朝日新聞の木村伊量(ただかず)社長(左から2人目)ら=2014年9月11日、東京都中央区(川口良介撮影)【拡大】

 それに比較すれば、「吉田調書」は取材、執筆した記者や編集者の質的劣化に直接の原因がある。調書を独自入手した朝日の記者らが「命令に背いた」と誤読したのは、あまりにも幼稚だ。「東電や政府は嘘をつき、真実を隠している」という固定観念によるミスともいえる。

 当時の民主党政権と東電の経営幹部には原発の総合的知識が乏しく、適切な事故対応ができなかったことは間違いない。実際、調書でも、原子炉への海水注入をめぐり、本店や政府の中止命令を無視して、現場判断で継続した経緯が克明に証言されている。

 ただ、同業他社がここぞとばかりに朝日をたたいているのはいかがなものか。朝日は、池上彰氏の原稿の掲載をいったん見送ったことでも厳しい批判を浴びているが、他紙でも依頼原稿を社論に合わないとしてボツにしたケースがないわけではない。

ほとんどのメディア STAP細胞をめぐる報道で謝罪していない

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