現在20~50代まで30人ほどの社員と、専業、兼業農家からの応援人員で取り組んでいます。地方農家は作付面積の減少で、専業ではなかなか食べていけないのが現状。山本さん自身も事業の中で農業の占める割合はまだまだ大きいとはいえません。しかし、作物のブランド化、新規農業システムの成功例を示すことで、地域農業の新しい展開や、若い世代の育成につなぐことができます。母体の建設業は地域に密着した基幹産業であり、農地の造成など地域の活性への新しい循環が生まれていくはずです。
『体にまっすぐな美味しさを!』をモットーとし、「味が良い」だけでなく食育を実践できるような、ものづくりを目指したいと言う山本さん。ブランドトマトの主な顧客層である女性に向けて、内側から美しくする「食」と、外から美しさを導く化粧品の連動をという考えから、減圧蒸留装置で得られるトマト蒸留水をベースにした美容液にトマトエキスを加え、潤いと香りも楽しめる「美容マスク」も誕生しました。国内生産量ベスト3に入る山形ブドウでワイナリー構想も進行中。フルーツ王国山形のラフランスやブドウ、地元湯野浜温泉などは化粧品の素材としても魅力的で、チャレンジの幅が広がります。山本さんは今、観光協会の理事として、一人でも多くの観光客を呼ぶための地域のブランド化を目指しています。