イスラム国には「イスラム聖戦」思想に影響された欧米の若者らが続々と合流し、シリアやイラクでの戦闘員は約50カ国から集まっているとされる。現在、こうした戦闘員が母国に戻ってテロ活動をする「逆輸入」の脅威が世界を覆っている。豪治安当局によると、豪州からは最大160人がイラクやシリアに渡ってイスラム国の戦闘や支援に参加、うち少なくとも20人が帰国しているとみられる。豪政府はテロ警戒レベルを「中」から、上から2番目の「高」に1段階引き上げたが、テロが起こり得る状態と定義される「高」に引き上げたのは、4段階の警戒レベル制を2003年に導入して以降初めてだ。一番高い「最高」はテロ発生時か、発生が差し迫った緊急時を指す。
イランも暗殺部隊派遣か
イスラム国との戦いは、世界的な広がりを見せている。また、オバマ米政権はシリアやイラクへの地上戦闘部隊の派遣計画を否定しているが、実際にはすでに正規軍ではない地上部隊は派遣されている。人質になっている米国人の救出を目的とした特殊部隊で、主に夜間作戦を展開し、イスラム国の幹部らしき人物を標的にしているとされる。