初主演「勝負どころ」
高橋は映画初主演。作中では慣れない英語や宇佐市の方言でのやり取りが多く、映画を待ち望む宇佐市民の期待も背負ったことで、プレッシャーは並々ならぬものだったろう。だが当の高橋は冷静そのものだった。「ここが私の勝負どころ。ありがたい挑戦と受け止めていたので、苦ではありませんでした」。実は、高橋にはあえて自分を追い込まねばならない理由があった。
「私は『モーニング娘。』を卒業後、人気グループの看板に頼らず、高橋愛という一人の存在を世間に認めてもらわなければならない-との一心でこの3年間を突っ走ってきたんです。(プロデューサーの)つんく♂さんが『モーニング娘。は修行の場』とよく言ってました。それは今も一緒。私はあえて恵まれているとはいえない仕事環境を選んだので、気を抜いたことはありませんでした」