地元の食肉を使ってハムやソーセージを作る食肉加工所は、小学校の元ロッカールーム。だから、いまは「ミート・ロッカー」と呼ばれる=2014年5月16日、米コロラド州コロラドスプリングス(ディスカバー・アメリカ撮影)【拡大】
≪校長室で酒を味わい 職員室で語らう≫
コミュニティースペース「アイビーワイルド・スクール」の玄関に足を踏み入れると、歴史ある小学校のぬくもりが伝わってくる。コロラドスプリングスは1890年代に最高峰のパイスピーク(4301メートル)に連なる峡谷で砂金が見つかり、ゴールドラッシュに沸いた。小学校が設立された1916年は、そんな西部開拓時代の空気が色濃く残っていたそうだ。
「廊下の天井や壁は、小学校だったときのデサインをそのまま生かして改装したのよ」
そう話しながらスタッフのクリスティーナ・ブロズリーさんが最初に案内してくれたのは、「ザ・プリンシパル・オフィス」(校長室)と呼ばれているバーだ。ビールやカクテルはもちろん、地元で蒸留したコーン・ウイスキー(バーボン)も楽しめる。かつての職員室は、太陽の光がたっぷり差し込むカフェに様変わりしていた。