地元の食肉を使ってハムやソーセージを作る食肉加工所は、小学校の元ロッカールーム。だから、いまは「ミート・ロッカー」と呼ばれる=2014年5月16日、米コロラド州コロラドスプリングス(ディスカバー・アメリカ撮影)【拡大】
廊下を挟んだ向かいには、地元産の肉や野菜でハム、ソーセージといった食肉加工品や、ミートパイ、焼き菓子などを地元の人々が手作りする工房がある。クリームをたっぷり使ったカップケーキはとても甘く、多くのアメリカ人にとって「子供の頃、おばあちゃんが作ってくれたお菓子」と感じる懐かしい一品だそうだ。
小学校の跡地を買い取った地ビール醸造会社「ブリストル・ブリュワリー」のオーナー、マイク・ブリストルさん(45)は、20代を日産自動車のセールスマンとしてフロリダ州で過ごし、そのころからおいしいビールを飲みたくて自宅でビールを醸造していた。不景気で自動車が売れなくなって故郷のコロラド州に帰ることを決めたとき、趣味のビール作りを生かして起業した。コロラドスプリングスを選んだのは、街の規模がそれほど大きくなく、ビール会社として地元に溶け込みやすいと考えたからだという。