SANKEI_EXPRESS__2014(平成26)年9月4日付EX(終面)【拡大】
米国の旅客機で狭すぎる座席のリクライニングをめぐって乗客同士がトラブルとなり、緊急着陸する事態がこの10日間に3件も起き、航空業界に波紋が広がっている。
米国では、自分の前の座席の背もたれを倒せないようにする器具まで存在。最初のトラブルはこの器具が発端となり、その売り上げが急増しているという。
座席数をどんどん増やして乗客を詰め込んでおきながら、乗客同士の少々のけんかや騒ぎ程度で緊急着陸という大げさな対応をとった航空会社への批判も出ている。
乗客ら大げんか、逮捕も
最初のトラブルは8月24日に起きた。米メディアによると、ニュージャージー州ニューアークからコロラド州デンバーに向かうユナイテッド航空の機内で、男性が前の座席の背もたれのテーブルでパソコンを使うため、前席のリクライニングを阻止し自分の膝を守る「ニー・ディフェンダー」と呼ばれる器具を装着した。