アラブ諸国は米欧諸国同様、過激思想や戦闘能力を身につけた義勇兵が自国に戻ってテロを引き起こすことを強く懸念。サウジは砂漠地帯約800キロに及ぶイラクとの国境に監視装置を増設する防衛策に着手した。
予期せぬ影響
切迫した状況の中で最大限の効果を狙うオバマ政権だが、国際社会の足並みが完全にそろっている段階ではない。
シリアのアサド政権を支援するロシアやイランは、国連安保理による武力行使容認決議のない空爆は「国際規範へのはなはだしい違反だ」(ロシアのチュルキン国連大使)と反対の立場だ。
空爆がシリア内戦の行方に予期せぬ影響を及ぼす可能性もある。