最近、「『たい』運動」を提唱しているという。「起き『なきゃ』、じゃなくて、起き『たい』。すべての行動を『しなきゃ』から『したい』に変えていく。でも、普段の生活を送っていると、ついつい『しなきゃ』ばかりになってしまう。行きたい、食べたい、会いたい。旅の中では、自分の欲求がストレートに出てくる。だから、私は旅に出るんです」。人を、自分を、この世界を、もっと好きになるために。(塩塚夢、写真も/SANKEI EXPRESS)
■たかの・てるこ 1971年大阪府生まれ。日大芸術学部卒。映画会社「東映」でテレビプロデューサーとして活動中の2000年、『ガンジス河でバタフライ』を刊行、ベストセラーに。この作品は07年に長澤まさみ主演でテレビドラマ化。2011年に退社。現在、日本と世界の人々の魅力を伝える“地球の広報”として執筆、テレビ、ラジオ、講演、大学講師など幅広く活動中。
「ど・スピリチュアル日本旅」(たかのてるこ著/幻冬舎、1400円+税)