ウォンさんについて、中国寄りの香港紙「文匯報」が、米国から不正な資金を受け取り、米中央情報局(CIA)から香港の学校に送り込まれたと報じるなど、中国当局はその動向に神経をとがらせているようだ。
ウォンさんは、この9月に大学1年となったはずだが、授業ボイコットでまだ大学生気分を味わっていない。
「(次期行政長官選が行われる)2017年には自分も選挙権を得る。(民主派が候補から締め出される)中国お仕着せのニセの普通選挙なら香港に未来はない」
6月に熱くこう語っていたウォンさん。学生らは香港当局に対し、一歩も引かない構えだ。(SANKEI EXPRESS)