高円宮妃久子殿下の次女、典子女王(のりこじょおう)殿下と出雲大社(島根県出雲市)の権宮司、千家国麿(せんげ・くにまろ)さん(41)の結婚式が5日、出雲大社で行われた。式終了後に出雲市役所大社支所に婚姻届が提出され、26歳の典子さまは皇室を離れて千家典子さんとなられた。典子さまは「儀式が滞りなく済み、ほっとしております」と感想を述べられた。
皇族方のご結婚は2005(平成17)年11月の天皇、皇后両陛下の長女、黒田清子(さやこ)さん(45)以来。皇室のご構成は天皇陛下、男性皇族5方、女性皇族14方の計20方となる。
典子さまはこの日朝、千家さんの使者に迎えられる「入第(じゅだい)の儀」を経て、出雲大社に入られた。典子さまは「小袿(こうちぎ)」「長袴(ながばかま)」の装束、千家さんは衣冠姿に着替え、久子さまや姉の承子(つぐこ)さま、妹の絢子(あやこ)さま、千家さんの両親ら両家の親族21人が参列する中、伝統に従って式が進められた。お二人は大社奥の拝殿内で、中央に据えられた「天之御柱(あめのみはしら)」を交差するようにめぐって神前に進み出て、玉串をささげて拝礼し、三三九度で夫婦の契りを結ぶ杯を交わされた。