アラブ首長国連邦(UAE)・首都アブダビ【拡大】
「1」は米横断成功
ソーラー・インパルス・ベンチャーは2003年設立。1号機は09年に初飛行し、昨年7月には米大陸の横断飛行に成功した。この1号機を進化させて生まれたのが「2」で、今年4月に初公開され、6月に初飛行した。
マスダール社によると、今回の挑戦チームは来年1月にアブダビ入りし、約2カ月間、訓練を積むという。
アブダビ政府はここ数年、地球温暖化の主因といわれる二酸化炭素(CO2)を排出しない低炭素エネルギーとして、太陽光発電や原子力発電の開発に数十億ドルを拠出し、積極的に取り組んでいる。9月28日付経済誌ガルフビジネス(電子版)によると、昨年、建設した世界最大の集光型太陽熱発電所「シャムス1」が稼働し、UAEの2万世帯に電力を供給しているほか、太陽光発電パネルを取り付けるオフィスビルも急増中だ。
UAEの国務大臣でマスダール社の会長でもあるスルタン・アーメド・アル・ジャベール氏は「共通の開拓精神と長期的視点でもって、よりクリーンな未来に貢献する代替エネルギーの技術開発の促進に努める」との声明を発表した。(SANKEI EXPRESS)