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新潮流! エレガントなピノとシャルドネを追求するIPOB 青木冨美子 (1/2ページ)

2014.10.16 12:20

フラワーズの名を世界に知らしめた『キャンプ・ミーティング・リッジ』も登場=2014年9月12日、ソノマにて(青木冨美子さん撮影)

フラワーズの名を世界に知らしめた『キャンプ・ミーティング・リッジ』も登場=2014年9月12日、ソノマにて(青木冨美子さん撮影)【拡大】

 【ワインのこころ】

 アメリカでは100種類以上のブドウ品種を栽培していますが、2011年に発足した“バランスの追求”という名の生産者団体『イン・パーシュート・オブ・バランス(IPOB)』は白ぶどうのシャルドネ(CH)と黒ぶどうのピノ・ノワール(PN)の2種類だけに特化し、セミナーとテイスティングイベントを中心に活動しています。入会条件はカリフォルニアでCH、PNの両方もしくは一方を作っていること。現在のメンバーは33、来春4月には初来日します。

 今回の取材では数多くのワインを試飲しましたが、中庸なアルコール度数のワインが増えていると感じました。健康志向ブームや食事に寄り添うフレンドリーさがその背景にあると思います。IPOBの発起人のひとりラジャ・パー氏は10月2日付のSANKEI EXPRESSでも紹介したマイケル・ミナグループでワイン・ディレクターを務めるソムリエ。彼が満を持して立ち上げたワイナリー『サンディ』では、冷涼エリアから“酸がきれいで濃厚すぎず、高アルコールでない”CHやPNを生産しています。IPOBには、カリフォルニアのPNの先駆者カレラやオー・ボン・クリマ、フラワーズなど人気のワイナリーが加盟していますが、組織自体の浸透度は今後の活動に負うところ大です。

「日本のさまざまな料理やライフスタイルと融合することを理解してもらえれば」

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