「内視鏡は初めてですか。やっぱり緊張しますよね」と、気遣ってくれる看護師さん。3リットルもの下剤を時間をかけて飲み、腸内をすっかりきれいにして検査に臨む。麻酔と鎮静剤で、だんだんと意識がもうろうとしてくる。正直、心配だった苦痛はまったく感じない。
「ちょっと胃炎が見られますが、ポリープはありませんね」「腸もきれいです。特に問題ありませんね」
遠くで担当の先生の声が聞こえる。ポリープがあれば、検査のため組織を採取することに事前に同意していたが、幸い何も見つからなかった。
「運動をしましょう。毎日歩くことが一番です」「お酒の量を減らしましょう」
問診では、生活習慣の改善を指導された。もちろん自分でも分かっているのだが…。
検査は朝9時から約6時間で終わり、最後に眺めのよい部屋で食事を頂いた。