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【エボラ出血熱】週1万人感染恐れ 「未曽有の状況」とWHO (1/4ページ)

2014.10.16 10:05

エボラ出血熱の感染が確認された国=2014年9月5日現在

エボラ出血熱の感染が確認された国=2014年9月5日現在【拡大】

  • エボラ出血熱の感染状況=2014年8月13日現在、世界保健機関(WHO)による。※死者は感染例、疑い例に含まれる。
  • エボラ出血熱の経過=1976年~2014年8月8日、世界保健機関(WHO)発表
  • 8月8日、スイス・ジュネーブでエボラ出血熱感染について記者会見する世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長=2014年(ロイター)

 世界保健機関(WHO)のエイルワード事務局長補は14日のジュネーブでの記者会見で、西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大について、1週間当たりの新たな感染者数が現在の約1000人から12月上旬には5000~1万人になる恐れがあると指摘した。こうした内容は、エボラ出血熱をめぐる14日の国連安全保障理事会の会合でも報告された。

 主要な感染地域であるリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での拡大が加速しているとみられるため。

 国連エボラ緊急対応支援団(UNMEER)のバンベリー代表は14日、安保理の会合で「エボラ熱を今食い止めなければ、対処計画もない未曽有の状況に直面することになってしまう」と語り、強い危機感を表明した。

 バンベリー氏は、12月上旬までに感染者の70%を治療施設に収容し、死者の埋葬も70%は二次感染を起こさず安全に行える態勢づくりが課題だと述べた。本部があるアフリカ・ガーナの首都アクラから映像を通じて情勢報告した。

 バンベリー氏によると、国連各機関などから計84人が現地に派遣され、活動を開始。固定翼機1機とヘリコプター5機、車両69台も配備された。

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