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【エボラ出血熱】週1万人感染恐れ 「未曽有の状況」とWHO (2/4ページ)

2014.10.16 10:05

エボラ出血熱の感染が確認された国=2014年9月5日現在

エボラ出血熱の感染が確認された国=2014年9月5日現在【拡大】

  • エボラ出血熱の感染状況=2014年8月13日現在、世界保健機関(WHO)による。※死者は感染例、疑い例に含まれる。
  • エボラ出血熱の経過=1976年~2014年8月8日、世界保健機関(WHO)発表
  • 8月8日、スイス・ジュネーブでエボラ出血熱感染について記者会見する世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長=2014年(ロイター)

 米国内で2人目か

 WHOは14日、新たな感染者が出ていないセネガルについて17日に、ナイジェリアについては20日にそれぞれ終息宣言できる可能性が出てきたと明らかにした。WHOの集計によると、ナイジェリアの感染者は疑い例も含めて20人で、死者は8人。セネガルは感染者が1人で死者は出ていない。

 一方、米テキサス州の保健当局は15日、エボラ出血熱で死亡したリベリア人男性の治療に従事したテキサス州ダラスの病院職員がエボラ熱に陽性反応を示したと発表した。米疾病対策センター(CDC)の検査で感染が確認されれば、米国内で感染したのは2人目となる。

 病院職員は14日に発熱の症状を訴え、直ちに隔離された。同病院でリベリア人男性の治療に関わった別の女性看護師について、CDCは12日、エボラ熱への感染を確認したと発表している。この女性看護師はニーナ・ファムさん(26)。隔離治療を受けているが地元保健当局は「容体は良好だ」としている。

 米メディアによると、ファムさんはエボラ熱から回復した米国人男性医師から輸血を受けた。血中の抗体が作用して回復を助ける期待がある。ファムさんは病院を通じ「私は元気です。支援と治療に感謝します」とのコメントを出した。

米国内には過剰反応も

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