AP通信や米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)、英BBC放送(いずれも電子版)などによると、アマルさんは今月の13~16日の日程でアテネを訪問。アマルさんら弁護団は15日、アントニス・サマラス首相(63)やコスタス・タソーラス文化相らと返還実現の方策を長時間協議した。
タソーラス氏は会見で「エルギン・マーブルの返還はわが国が絶え間なく、そして長期間にわたり要求している最重要課題である」と述べ、「世界的な文化遺産の返還はわが国の責務であり、実現に向けあらゆる手を尽くす」と訴えた。
アマルさんも会見で「ギリシャ政府にはエルギン・マーブルを所有する正当な理由がある。大英博物館がそれを認め、ギリシャに返還する時が来た。不公平な状態があまりにも長く続いている」と指摘。別の弁護士は「傲慢な文化的破壊行為」と英側を強く非難した。