サイトマップ RSS

福島で事故と向き合う(上) 原子力専攻 自分なりの「答え」探す (3/4ページ)

2014.10.21 15:50

川内村の遠藤町長の話に聞き入る参加者。最前線で闘ってきた人の話に衝撃を受けていた=2014(平成26)年8月28日、福島県双葉郡川内村(東京都市大学_有志学生記者撮影)

川内村の遠藤町長の話に聞き入る参加者。最前線で闘ってきた人の話に衝撃を受けていた=2014(平成26)年8月28日、福島県双葉郡川内村(東京都市大学_有志学生記者撮影)【拡大】

  • 帰宅困難地域との境界にあるバリケード。こちら側と向こう側の景色に大きな違いはないが…=2014(平成26)年8月、福島県双葉郡富岡町(東京都市大学_有志学生記者撮影)
  • 福島県双葉郡川内村
  • 福島県南相馬市、相馬郡飯舘村、双葉郡浪江町、双葉郡双葉町、双葉郡大熊町、双葉郡富岡町、双葉郡楢葉町、いわき市、東京電力福島第1原発、東京電力福島第2原発

 次に向かったのは川内村。遠藤雄幸村長自らが、川内村の現状や思いについて話してくれた。遠藤村長は「原発事故によって森が汚れ仕事ができなくなった、というような分かりやすい問題ではない。代々の歴史を止め、生き方やプライドまでをも失わせた人生的な問題である」と語り始めた。

 事故後の情報入手、政府との連絡、避難者の受け入れ…。小さな村が処理するには大きすぎる難題の連続だったことが伝わってきた。新聞やテレビを通して少しは分かっているつもりだったが、最前線で闘っていた人の話を聞くと、現場の混乱、責任の重圧、判断の重みなどすべてが想像以上だった。

 前向きな村長の言葉

 一方で、「選択・判断・自立」を復興のキーワードに掲げ、「前向きに進もうとしている」という気概も伝わってきた。「東電や国はお金をくれるけど、実際にそれらを使い動くのは、われわれである」と、遠藤村長は語った。森林除染についての費用対効果の問題でも「国民の税金を使っているのだから、胸の張れる使い道をしなくてはならない。胸は下向きでは張れない。前向きでなくてはならない」と力強かった。

「原子力を学んでいるという学生にはなかなか会わない」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ