――社内の雰囲気がとてもオープンなので、いいなぁと思いました
「本社移転を機に、働き方を変えていく取り組みを始めています。『働け、働け』という会社からみると、『甘い』『ゆるい』と言われるかもしれませんが、そこがわれわれのよさ。たとえば社内では『社長』と呼ぶと罰金です(笑)。ポジションパワーで、自由な議論ができない雰囲気は最悪です。若い人もキャリアの長い人も役職関係なく同じレベルで議論できる空気が大事だと思っています」
――だけど、自由というのは難しい。与えられた自由ではなく本来の自由を作り上げるためには個々人の創意工夫や主張、議論を戦わせる勇気もいる。そこも、日本人はまだまだ弱いところなのではないかと思います
「そういう文化も理解し、日本人のいいところも維持しながら、人にやさしい会社、やさしい社会にちょっとずつでも変わっていけばいいのかなって思っています」(女優、一般社団法人「Get in touch」理事長 東ちづる/撮影:フォトグラファー 山下元気/SANKEI EXPRESS)
■わだ・かんじ 1957年生まれ、大阪府出身。81年、慶大工学部卒。ミノルタカメラ入社。Minolta-QMS Europe社長、Konica Minolta Printing Solutions Europe社長、Konica Minolta Business Solutions Europe副社長などを経て、2009年から、コニカミノルタグループで複合機/複写機の販売・サービスを手掛けるコニカミノルタビジネスソリューションズ社長。