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遠いウクライナ難民の帰還 (2/4ページ)

2014.10.29 09:50

ウクライナから避難し、ロシア西部ベルゴロド州のカロチャ郊外で、提供された農家で暮らす一家=2014年10月21日(遠藤良介撮影)

ウクライナから避難し、ロシア西部ベルゴロド州のカロチャ郊外で、提供された農家で暮らす一家=2014年10月21日(遠藤良介撮影)【拡大】

  • ロシア・ベルゴロド州

 難民はロシア側に100万人、ウクライナ側に40万人以上とされている。ベルゴロド州には6月中旬から戦闘を逃れる人々が押し寄せた。多くの人が国の支援計画に沿って他地方に移住したが、今も約3万人が州内にとどまっているという。

 州の移民局によると、難民は51カ所の一時収容施設のほか、地元民や企業に提供されたアパートや民家で暮らしている。子供たちは無償で学校や幼稚園に受け入れられ、国内各地からの求人紹介も行われている。

 地域によって異なる価値観

 ベルゴロド州スタールイ・オスコルのアパートに身を寄せるビクトリヤ・ソロキナさん(42)は、親露派の牙城だったドネツク州スラビャンスクの出身。「子供たちが爆音によって安全か危険かを判別できるほどになった」と戦闘の激しさを振り返った。6月に家族と車で逃れてきたが、道中では「ウクライナ軍と(過激民族主義組織)右派セクターが町からの脱出を阻もうとした」と証言した。

 同じスタールイ・オスコルで避難生活を送るインナ・ポポワさん(37)は「ウクライナ軍はあらゆるインフラ(社会基盤)を破壊した。自国民に銃を向け、これだけの犠牲者を出しておいて、もはや『統一ウクライナ』などあり得ない」と憤る。

「東部はロシアの一部になるべきだ」との意見も

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