朝霧JAMのスケジュールは、ほかのフェスに比べて、とてもゆったり組まれている。午後2時から音出しが始まった初日を盛り上げたのは、欧米各地の野外フェスで人気が高いロンドン出身のフォークロックバンド、スキニー・リスター。懐かしさを感じさせる民謡調のメロディーを取り入れた独自の音作りが魅力で、歌って踊れる女性ボーカルのローナ・トーマスと、アコースティックギターをかき鳴らしながら歌うダニエル・ヘプティンストールを中心に、お祭りムード全開のステージが展開された。昨年夏のフジロックで初来日して以来、日本での知名度も高まっている。
バンドデビュー20周年の節目の年に、オリジナルメンバー3人が再結集して来日したGラブ・アンド・スペシャルソースは、Gラブことギャレット・ダットンがテクニック抜群のギターを渋く鳴らしながら、ボーカルとブルースハープ・ハーモニカで歌い上げた。ジミー・プレスコットのウッドベースと、ジェフリー・クレメンスのドラムが支えるリズムのドライブは快感そのものだ。