≪帰ってきた新しい「顔」≫
解体工事は消灯翌日から始まった。8月25日には、女優の綾瀬はるかさんがプリントされた特別工事幕が登場。「かわいい、レアかも」と話題を集める中、その裏ではひそかに5代目が搬出されていった。
6代目の取り付けは9月下旬から始まり10月1日には顔のパーツが到着。慣れない高所、狭い足場で緊張する中、慎重に取り付けられていく6代目の顔を撮影した。
10月8日午前2時半。人気のない戎橋で試験点灯が行われた。工事幕から顔を出した6代目が道頓堀を青く照らした。午前4時には完成間近を告げる赤い特別工事幕へと掛け替えられた。
待ちに待ったお披露目の23日。代走を務めてきた綾瀬さんらがスイッチを押すと除幕されて点灯。こうして大阪の新しいシンボルとして6代目ランナーが走り始めた。(写真・文:写真報道局 竹川禎一郎/SANKEI EXPRESS)