波心亭では、白砂の上に大宇宙の真理をさとす禅語「○△□」をかたどった白、赤、紫の番傘計81張りを配置。次第に色ずくであろう紅葉を効果的に見せるため、番傘に直接照明をあてるなど過剰な演出を避け、番傘の内側に柔らかい光を照射するなどして質感を持たせた。さらに白砂に描いた「波心」という文字も白い光によって白と黒のコントラストを表現。ライトアップは26シーンあり、順次転換して3分41秒で完結する。
傘亭には、井浦さんの提案で秀吉とねねに見立てた青と赤2張りの山鹿傘(やまががさ)がたたずむ。傘亭と土間廊下で結ばれた二階建ての茶室、時雨亭では、大河ドラマでおなじみの軍師、黒田官兵衛などを見立てた山鹿傘が置かれた。2つの茶室を後にして、竹林へと近づくにつれ、赤や紫の番傘がまるで遊んでいるかのような光景が目に飛び込んでくる。