【アメリカを読む】
米中間選挙が終わると大統領選挙は「予備選」の段階に入る-とは共和党関係者の言葉だ。4日の投票日を待たず、2016年大統領選への出馬が有力視される政治家たちはポジション争いを始めている。共和党有力候補の一人、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(52)は、エボラ出血熱への対処方針で民主党のバラク・オバマ米大統領(53)と激しく衝突し、メディアの注目を集めている。
エボラ熱対応で注目
クリスティー氏は、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱患者の治療に当たった女性看護師、ケイシ・ヒコックスさん(33)を病院に強制隔離したことで批判を浴び、自宅からの外出禁止に緩和した。ヒコックスさんが、隔離されたテントから「非人道的な扱い」を電話でテレビに“告発”したのが一因だ。クリスティー氏は憤懣(ふんまん)やるかたない様子だ。
「ありとあらゆるたわごとが出ているが、彼女は携帯電話もインターネットも使えたし、(ニュージャージー州)ニューアークの最高のレストランからの出前も食べられた」