路線対立も絡む激闘
そうなると、より強硬な保守派に位置する将来の大統領候補も黙ってはいない。
保守系草の根運動「ティーパーティー」(茶会)の支持を受けるテッド・クルーズ上院議員(43)は米CNBCテレビで、ジェブ・ブッシュ氏に関して、こう述べた。
「(過去2回の大統領選で敗れた)ジョン・マケイン上院議員やロムニー氏のような候補者を立てたら、数百万人の有権者が投票に行かなくなる。ヒラリー・クリントン前国務長官が次の大統領になるだろう」
前述のワシントン・ポスト紙の世論調査で、クルーズ氏への支持は4%で9位にとどまっている。一方のクリントン氏は民主党支持層の65%という圧倒的な支持を受ける。
共和党内では、茶会系を中心に穏健派のジョン・ベイナー下院議長(64)を引きずり下ろそうとする動きがある。「クリントン氏に対抗しうる人物」を探す共和党の候補者選びは、党内の路線対立も絡んだ激しい展開が予想される。
ロナルド・レーガン大統領基金は中間選挙に先立つ10月30日、来年9月16日に共和党の大統領候補による討論会を開催することを早々と発表した。(ワシントン支局 加納宏幸)/SANKEI EXPRESS)