クリスティー氏は患者と接触した可能性がある帰国者を21日間、強制隔離する決定は変わっていないと強調しているが、歯にきぬ着せぬ発言は物議を醸している。政敵に対する報復として、側近が意図的に橋の渋滞を引き起こした疑惑もここへ来て蒸し返されている。
それでも、クリスティー氏は強制隔離騒動の最中に、大統領選への意欲を明確にした。
「来年初めまで決める気はないが、隠し立てするつもりもない。明らかに(立候補を)考えている」。10月26日、FOXテレビの番組でこう述べた。
ただ、これから共和党の「本命」として周辺がにぎやかになりそうなのは、同じ中道でもクリスティー氏ではなくジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(61)の方かもしれない。ジョージ・W・ブッシュ前大統領(68)の弟だ。