マスターズ・パリ大会のシングルス準々決勝で得意の「エアK」を炸裂させる錦織圭。大会での準決勝進出によって、アジア男子初の世界トップ5入りを果たした=2014年10月31日、フランス・首都パリ(AP)【拡大】
≪父親ジョコビッチ、節目の2連覇≫
父親になって節目の2連覇を達成し、力強く両手を突き上げた。2日にパリで行われた男子テニスのマスターズ・パリ大会シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチが第7シードのミロシュ・ラオニッチを6-2、6-3で下し今季6度目の優勝を果たした。自身の通算600勝目に花を添え「競技人生の中でも最高の瞬間だ」と充足感に浸った。
エレナ夫人との間に第1子となる長男、ステファン君が生まれたばかり。「エネルギーが全身からみなぎった」と縦横無尽に駆け回り今大会は一セットも落とさなかった。準決勝では錦織圭を圧倒。決勝も196センチの長身から繰り出すラオニッチの高速サーブに巧みなリターンで応戦し、エースを9本に抑えた。
年間成績などの上位8人による9日からの最終戦、ATPツアー・ファイナル(ロンドン)での3連覇へ、その強さは健在だ。
世界ランキング1位の27歳。2位のロジャー・フェデラーと年間1位を争っている。「最高の力になる」という愛息の存在を励みに「どの試合もどのプレーも最後まで全力で戦い、世界一の座を守りたい」と誓った。(共同/SANKEI EXPRESS)